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どんな施術をするの?

皮膚刺激とは

イメージが大事!

あなたが物を触るとき、仮に目隠しをしていたとしても触れることで判別することができるでしょう?

 

例えば

鉄球:硬くて冷たい、重みがある。

卵:独特の卵型、硬いけれども軽い、鉄の重みと違った充実感

スポンジボール:柔らかく軽い

 

また、歩くときなどにも床面がどのような状況か、硬い床か、柔らかい砂地か、あるいは不整地なのか目視による判断とは別に足からの感覚で身体をコントロールしています。

 

このように、指先や足先などは特に触覚が鋭く、目を隠されている状態で物を判断するには経験というものが必要ですが、「触れる」ということは非常にたくさんの情報を我々に与えてくれます。

 

 

これら皮膚状のセンサーは分布密度の差はあれど、身体の全ての皮膚上に存在して常に外部の情報を脳に伝え脳はその情報を処理して身体の状態を調節しています。

皮膚と脳は仲良し。

実際に近年、皮膚感覚と脳活動の関連を調べる研究がさかんに行われており、新しい事実が発見されています。

 

・軽度な皮膚感覚が脳神経を成長させる因子を出す。

・適度な皮膚刺激は自律神経の調節を行う、それは麻酔下でも同様に反応する。

・無意識下でも皮膚刺激は脳に対して反射を促す。

・適度な皮膚刺激は自律神経の調節と共に精神的安定をもたらす。

・皮膚刺激によってオキシトシンやセロトニンといったホルモンが分泌する。

・皮膚刺激によって不快感や痛みが抑制される。

 

といった研究結果が個人専門家レベルから大学研究室、製薬会社など多くの研究機関から論文として発表されています。

 

 

この事実によって皮膚は実際の脳、消化器に続く「第三の脳」などと呼ばれるようになっています。

身体の痛みというのは何らかの理由があって脳が痛み感覚を受信している状態です。

 

それは身体が壊れているからかもしれませんし、病気によるものかもしれません。

 

また精神的な苦痛からの影響で身体が痛むこともあります。

 

あまりに長く痛む状態が続くとその感覚が脳に記憶され慢性痛となります。

 

このように筋肉が連続した緊張をもよおして血行不良となることで虚血状態となり、その自律神経反射で余計に緊張してくるという悪循環の状態を

 

筋スパズム(筋痙縮)

 

といいます。

 

いずれの場合にせよ、何らかの必要があって身体が脳に痛みを伝えて、結果的に脳が痛みを感じているのです。

色んな痛み、色んな理由

身体に痛みや不調があるとき、多くのケースで身体が異常姿勢を取っており、その原因が筋スパズムによって引き起こされています。

 

例えば

 

肩こりや頭痛では首や肩甲骨が前より位置して頭や上肢の重みを背中や首で支えています。

 

腰痛では前傾姿勢になることで骨盤が後ろに傾き、加えて股関節の伸展が悪くなっていることが多いですね。

 

また膝痛では股関節や足首の動きが悪くて膝を曲げて生活をしているといった場合が多いです。

 

これに加えて環境や精神的要因が重なり、様々な不調が作られていきます。

 

 

皮膚刺激を治療に用いるときには、筋スパズムを始めとしたこのような異常に対して、脳に「安定している」という感覚を入力します。

 

例えば肩がこっている場合

 

・何か用があって脳から肩の筋肉に「緊張して」という命令が出続けています。

・その緊張した肩の筋肉の直上の皮膚に対して「安定してますよ」という感覚を入力します。

・脳からの命令が「安定したので緊張しなくていいよ」という状態に変わります。

・その結果、緊張する必要が無くなった肩の筋肉が緩んでくる。

 

という訳です。

 

実際には適切な皮膚刺激で脳に刺激が届く前に反射的に筋緊張に対する抑制がかかり緊張が緩みます。

 

 

この時に筋肉を緩めるだけでなく痛みの緩和や自律神経の調節も同時に行い、筋スパズムを軽減できるのです。

少し昔話をしますと、私が触圧覚刺激を学んだのは学生の時でしたが、この時、私は鍼灸とともにAKAという「関節の中を動かす」技術を身に付けていたものの、一つの壁に当たっていました。

 

私の家族は父母と私を加えた3人兄弟、私は長男で次男が小児脳性麻痺による肢体不自由でした。

 

当時、母が重度の腰部脊柱管狭窄症で手術を受け、なんとか歩けるまでに回復しましたが、痺れや感覚異常、軽度の麻痺は残っていました。

 

そんな母の症状の緩和に鍼灸やAKA技術は有用でした。

 

ですが、弟に対しては有効に行えません、アテトーゼという不随意運動があるため鍼灸は危険でしたし、特に左半身の拘縮が強く、左肘は曲げたまま伸ばすことができず、触っただけでも嫌がる様子でした。

 

 

そんな折、教えてもらったばかりの皮膚刺激「触圧覚刺激法」を試してみたところ、完全に屈曲したままウンとも動かなかった彼の左肘が30°程伸びたのです。

一般の方は肘が30°伸びたからどうなのか?と思うかもしれませんが、何年も曲げたままですっかり拘縮して持つだけでも嫌がる彼の肘が動いた、ということは私にとって衝撃でした。

 

そう、「アルプスの少女ハイジ」での「クララが立った!」、まさにあの衝撃です。

 

同時に天啓でもありました。

 

皮膚刺激を鍼灸やほかの技術と組み合わせることでより治療の幅が広がり、安全かつ確実に痛みだけでなく自律神経失調症や他の不定愁訴で困っている多くの方の手助けができると確信したのです。

 

 

 以降、日本国内で1995年に論文を発表することで「触圧覚刺激法」を提唱した小林孝誌先生から6年間直接学ぶことで臨床に用いるようになり、以前から学んでいた技術と併せて独自の治療体系を構築しました。

 

そして専門家向けの勉強会を幾度となく開催して知識と技術の普及に務めています。

 

以上、私が皮膚刺激を学び、それをベースとした治療体系を作る基礎となった考え方を説明させていただきました。

 

 

いままで自律神経の症状や慢性の痛み、原因が分からないとされた痛みでお困りの方、一度私とお話をしてみませんか?

施術の流れ

お問合せ

お電話やLINEでご連絡ください。

お電話の場合お時間があればある程度のお話を伺います。

施術中などこちらの時間がない場合折り返しお電話させていただきます。

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・私がお役に立てるかどうか?

などお答えできる範囲でお答えいたします。

ご納得いくまで何度でも遠慮なくご相談ください。

問診票をご記入ください

ご来院いただきましたら問診票をご記入いただいた後、問診をおこないます。

お話の中でどんなことがヒントになるか分かりません。

こんなことを聞いたら恥ずかしいかな?などとは思わず、何でもお話くださいね。

問診後、治療方針をお話してご納得いただけましたら施術をおこないます。

施術

施術を行います。

皮膚刺激による施術は文字通り皮膚への軽い刺激で行いますので、特に初めての時は何をしているのか分かりにくい場合があります。

可能な限り説明と確認をしながら施術を行いますが、分からないときは遠慮なく訊ねてください。

 

 

通院の説明と次回予約

施術後、今後の見通しとどれくらいの頻度で通院いただくかを説明いたします。

また、2回目の施術時には治療に関する計画表をお渡しいたします。

施術後も不安な点やご質問があればご遠慮なくお問い合わせください。

 

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