【院長】談 昌亮(だん まさあき)

鍼灸師 柔道整復師

森ノ宮手技療法研究会講師

触圧覚刺激法研究会会員

 

【自己紹介】

 私の自己紹介に少々お付き合いください。

 

 私の実家は両親が飲食店経営、私は男ばかりの3人兄弟の長男として生まれます。

 

 私が5歳の時、三男が産まれる前ですが2歳下の弟がひきつけを起こしました。

 

 

 当時診ていただいた医師の処置虚しく、また判断の遅れから小児脳性麻痺となります。

 

 一夜にして身体の自由と言葉を失った3歳の息子を前に両親の落胆と悲しみは如何ばかりだったか当時の私にはもちろん、現在に至っても計り知れません。

 

 

 

 そうこうしながらも三男が産まれ、店を切り盛りしながら懸命に弟の介護をしつつ兄弟に等しく愛情を注いで育ててくれた両親の姿を見ながら(幸いに弟は現在も元気にしています)、私は将来医療の職に就きたいとおぼろげに思うようになっていました。

 

 

 

 そして医学部を目指して勉強していたのですが努力足りずに浪人していた時、今度は母親が胸椎の圧迫骨折および急性の脊柱管狭窄症で入院、手術を余儀なくされます。

 

 下半身の感覚を失い、病院で持続牽引をされている母親を見舞った後、まだ小学生だった三男を連れて入ったうどん屋で泣きそうになるのを必死でこらえたことは今でも覚えています。

 

 

 

 長時間の手術と長期に渡るリハビリのおかげで何とか歩けるまでに回復した母親でしたが、さすがに以前のように店で働くというわけにいかず、私の方も現実としてこれ以上浪人していく訳にもいきません。

 

どうしたものかと考えていた時に内科医の叔父から「鍼灸の大学がある、なにも医師だけが人の身体に携わる職業ではないよ。」と教えられ、当時日本で唯一の鍼灸大学であった明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)を目指しました。

 

 

 

 その時ゼミで行った体組織を超音波画像診断装置(エコー)で観察しながら鍼の前後で筋組織の変化を見るという試みは当時世界的にも珍しい研究だったと思います。

 

 また、ここで行った人体解剖の経験も後に機能解剖を絡めた手技治療に役立ちます

 

 

 

 私が明治鍼灸大学を卒業したのは1998年、当時関西医科大学大学院の研究室からお誘いをいただいていたのですがそれを断り、初めて務めたのが東大阪市にある鍼灸整骨院でした。

 

 なぜ勤めを選んだかというと、当時三男が大学在学中で家計を助けなければ、といういささか現実的事情もありましたが、研究よりも臨床に立つことで

 

私が関わった人達に次男の思い出のような悲しい思いを絶対にさせたくない

 

と考えるようになったからです。

 

 

 

 しかし

 

 

 

 そこで直面した現実とは・・・

 

 

 

「とりあえず揉んでおけ」というもの。

 

 

 

 そもそもあなたは整骨院、接骨院というものにどのようなイメージをお持ちでしょう?

 

〇捻挫を治療するところ

〇脱臼や骨折の応急処置をするところ

〇ケガの後療(いわゆるリハビリ)

 

 といった答えはむしろ少ないのではないでしょうか?

 

 

 

 鍼灸治療に関しては自信をもっておりましたが、手技治療においてとにかくこれではイカンと考えた私は、当時の先輩とともにAKAを練習して実践し、少しずつ効果を出すようになっていきます。

 

 同時期にカイロプラクティックを学んだりもしましたがAKA、カイロのいずれも「関節機能」に焦点を当てた治療体系で骨以外の筋肉や腱、靭帯といった軟部組織に対するにはどうすればいいのか悩んでおりました。

 

 

 考えてみてください、骨って直接触れますか?

 

 

 不可能でしょう?

 

 

 そこへ行くまでに皮膚はもちろん筋肉などの軟部組織が必ず介在しており、さらに厄介なことに軟部組織は乱暴に触ると防御反応によって余計に緊張します。

 

 AKAなどで骨を触って関節を動かして関節機能異常が改善すれば軟部組織の緊張は取れるといいますが、正確に骨や関節を触れなければ機能異常が取れない・・という矛盾が起こるわけです。

 

 

 

 にもかかわらず、巷では非常に安易に骨盤矯正や骨格矯正が謳われています。

 

 

 

 もちろん鍼、という手はありますが「どうしても鍼は・・」という方も少なからずいらっしゃる中、徒手で何とかならないかと考えていたわけです。

 

 

 

 そんな中出会ったのが「触圧覚刺激法」でした。

 

 

 

 1995年に発表されたこの理論は、「スパズム(痛みを伴って過緊張している状態)のある筋肉の直上の皮膚に安定しているという刺激入力を行うことで、当該筋に抑制性の反射が起こる」というものでした。

 

分かりやすく言うと、緊張している筋肉の直上の皮膚への適度な刺激で脳から「緩め」という命令が出るので痛みと緊張が取れますよ、ということです。

 

 

 

 これによって早くかつ安全な刺激で軟部組織の緊張を取り、より深い組織にたどり着くことが可能になりました。

 

 また筋を緩めるということは身体を支持する筋肉の張力、つまり引っ張り合いの力を整え筋肉がちゃんと仕事のできる環境を作ることになります。

 

 このために軟部組織が原因の痛みや関節機能に問題のない姿勢異常はわざわざ骨格を調整しなくてもこの段階で戻ります。

 

 

 

 その後、アナトミートレインという筋肉同士の繋がりを体系的にまとめた考え方に筋膜リリースを組み合わせた方法論を取り入れ、この理論をAKAと併せて2011年から現在に至るまで「森ノ宮手技療法研究会」として機能解剖講師の先生と共に専門家に向けて指導しています。

 

 

 

 過去に4度渡って経験した人体解剖実習と先人から教わった生理学および機能解剖で得た知識を基に培った筋連結の考え方は手技による治療だけでなく鍼灸治療にも大いに応用できるものであり、きっとあなたの身体のお悩みを解決するための手助けになると信じています。

 

 

【趣味】

楽器演奏(サックス、ギター) 自転車 模型 など

 

 【経歴】

明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)鍼灸学科卒業

森ノ宮医療学園専門学校 柔道整復学科卒業

 

大学卒業後より当地の整骨院に務めつつ早くからAKA、SJFを学ぶ。

専門学校に通いながら理学療法士の勉強会など多数のセミナーに参加。

当時カイロプラクティックを学んでいたが、恩師である堀江彦資朗氏に出会い触圧覚刺激法を知る。

以来唯一の研究会である触圧覚刺激法研究会に参加し、提唱者である小林考誌氏に直接師事し現在にいたる皮膚刺激による治療を体得する。

2011年に堀江氏と共「森ノ宮手技療法研究会」を立ち上げ、現在に至るまで機能解剖や治療技術の指導に当たる。

2014年にアユカ鍼灸整骨院開業。

 

現在妻と二人で従来の治療院のイメージを覆そうと日々がんばっています!!

 

 

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