今年は暑いのか涼しいのかよく分かりませんね、朝晩の気温差も激しいので体調にお気を付けください。
さて、コロナ禍も2年に届こうかという中ですが、ワクチンの接種率の上昇と感染者数の減少という良い傾向が続いているようですが、油断せず感染予防に努めていきたいものです。
そんな中、時々
注射した後揉んだ方が良いのか?
揉んだらダメなのか?
ということを聞かれます。
そういえば私も子供の頃、予防接種の後揉んでおきなさいと言われたことがある記憶があります。
これは、1995年の比較実験でワクチン接種後揉んだ方が免疫力が上昇するとする研究があったことによるそうです。
しかし、1999年には揉んでも揉まなくても免疫力に変化がないという研究が発表され、現在は後者が主流となっているようです。
というわけで
ワクチン接種後は揉まないでね!
ということです。
実際私も接種後打った場所が少し痛みました(打撲したような感じ)が、よく見ると
軽い熱感
打った周囲の湿った感じ
発赤はなし
といったような発赤以外は局所的な炎症反応のような感じになっていました。
これは下手に揉んだりすると余計に腫れたり痛んだりしそうですね。
というわけでお話は先日お久しぶりにお越しいただいたN様のことですが
・2回目のワクチン接種後上腕部が引きつる。
・左の指がむくんでいる。
という訴え。
接種からは10日ほど経過している様子でしたが翌日からこのような症状が続いておられたとのことでした。
残念ながらお写真がNGということで画像がありませんが、確かに左の指全体的に少し浮腫がある様子。
そして左右とも肩や背中の凝り感が強い、割に自覚症状はあまりない。
原因としては
・注射の際の筋膜刺激
・注射の際に過度に緊張していた
・接種後かばいすぎて凝った
等が考えられますが、それ以外にもコロナ禍での精神的緊張や自律神経失調、実際の症状で不安になった、元々の肩こり体質などいくつかの条件が重なった結果症状が残ってしまったのではないでしょうか?
そのように説明しつつ、注射をした左上腕部は触らずに
体幹、肩の筋緊張を緩める
骨盤の動作調整
胸椎から手指の自律神経調節
というような施術を行ったところ左手の浮腫と左腕の引きつり感が軽減した様子でした。
N様の場合は今回1度のセッションで症状の緩和を感じていただけましたが、この様にコロナワクチン接種後、後遺症とは言えないけれども微妙なマイナートラブルを感じている方はおられるのではないでしょうか?
そのような際は悩まずに、ささいな事でもまずご相談くださいね。
東大阪市、八尾市で触圧覚刺激、AKA、鍼灸、頭痛、腰痛、膝痛、美顔鍼灸、酸素治療と交通事故治療のアユカ鍼灸整骨院でした。