肩こり腰痛に○○の線


先の2月25日、森ノ宮医療学園専門学校にて第34回となる手技療法研究会を行い、実技指導に当たらせていただきました。

えぇ、もう有難いことに7年目に突入です。

昨年からは新機軸ということで、アナトミートレインについて機能解剖の観点から掘り下げ、筋膜リリースと組み合わせることで臨床に応用する・・・ということを行っています。

 

 

今回は Arm Line すなわち腕の線がテーマ。

ザックリ図で示すと上の4つのライン、すなわち

Superfascial Front Arm Line

Deep Front Arm Line

Superfascial Back Arm Line

Deep Back Arm Line

で構成されていますが、それぞれが単独で機能するのではなくArm Lineどうしで、またほかの線と連絡しながら機能しています。

また円回内筋の各 Arm Line への繋がりや関係性、また筋間中隔のみに依存する筋連結の矛盾とその解釈など、解剖的解釈と臨床応用についてしっかりと検討していきました。

 

 

 

で、今回面白いと思ったのが Deep Front Arm Line 、簡単に流れを説明すると小胸筋から上腕二頭筋、橈骨に流れて母指球筋へと繋がります。

 

単独で見ると肩甲骨周りから始まるんだな・・というだけですが、肩甲骨には僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋などの肩甲骨を固定する筋肉が付き、上腕骨には広背筋が付きます。

また肩甲骨から始まる大円筋は広背筋に強く影響します。

小胸筋は肩甲骨を前方かつ上方に強く引っ張りますのでこの緊張によって肩甲骨を固定する筋肉や広背筋が引っ張られます。

すると、肩や背中の凝り、痛み、また広背筋は腰背腱膜から始まりますので腰痛の原因となります。

 

 

 

つまり胸の内側の筋肉から腕の線が緊張することで肩こりや腰痛になる、ということです。

 

 

 

もっと極端な例では美容師の患者様の腰痛、原因を探るとハサミを持つ右手親指の付け根を緩めることで改善した例があります。

この場合母指球筋緊張することでから小胸筋が引っ張られ、広背筋が緊張して腰痛を引き起こしていたということですね。

 

また、ガチガチだった肩の緊張が小胸筋を触るだけでスッと落ちるということもしばしば起こります。

 

 

 

この様にアナトミートレインのような筋連結を臨床に応用すると、今まで見えなかった原因がみえてくることが多々あります。

 

患者様には色々な痛みやお悩みがあると思いますが、この考え方も本当の原因を探る一つの手段です。

自分の痛みは・・・と考える前にどのようなことも一度ご相談してみてくださいね。

 

 

東大阪市で触圧覚刺激、AKA、鍼灸、腰痛、膝痛美顔鍼灸、酸素治療交通事故治療のアユカ鍼灸整骨院でした。