だいぶ温かくなってまいりまして当院のミモザが満開になっております。
紫と緑の葉に黄色の花となかなかビビッドな組み合わせで非常に春らしいのでお近くの方もそうでない方も一度花見がてら(?)にお越しください(^^;
さて、温かくなったといっても日々また昼夜と寒暖の差が激しい近頃非常に多い症状があります。
それは・・・
ギックリ腰とギックリ首
ギックリ首とはいわゆる筋ちがいのような状態を想像していただければよいかと思います。
実際に2月中旬から3月にかけて非常にこのような症状の方が多かったのですが、興味深いのはその原因。
原因となった動作は、ちょっと屈んだ時、腕を挙げた時、クシャミをした時になど患者様によって様々ですが、どの例も日常のなんでもない動作で起こっています。
それ以上に特徴的だったのが殆どの例で上背部の結合織が硬かったということ。
上背部の結合織が硬い、とは解りやすくいうと背中のお肌が硬い状態、もちろん筋肉も緊張しているのですがそれ以上に皮膚が硬い、正確に言うと筋膜と表皮組織の間の滑りが悪くなっている状態です。
そのために背部の運動性が悪くなり、結果腰や首に負担がかかるというわけですね。
コッてるな、と感じる部分の皮膚ってそうでない部分より硬くないですか?
お顔などでも疲れたりむくんでる時はお肌が硬く感じると思います。
そういう状態で奥の筋肉を緩めようとしても皮膚が防御してしまうので非常に刺激しにくく、これでもか!と強く刺激すると反って炎症を起こしたりします。
このような時こそ皮膚刺激の出番、ごく軽い刺激で背中の張りを取ってあげると自然と痛んでいた腰や首の負担が減ります。
因みに皮下組織の循環不全による症状なのでO2クラフトもこの手の症状を和らげるのに大変効果的です。
実際、今回いくつかあった急性腰痛の中には背中を軽く刺激するだけでスッと腰を伸ばせた例もありました。
そこまで極端でなくても平均して2回目の治療後には日常動作に困らない程度まで回復していただくことができました。
もちろん全ての腰痛や頚部痛がこのような原因で起こるわけではありませんし、背部の結合織の緊張と気候の関連も具体的なデータがあるわけではありませんが、温かい日から一転寒くなった日に明らかに多いパターンでしたので急激な気候の変化には気をつけていただいた方が良いかもしれません。
というわけで、特に今年のように寒暖差が激しいときは
ギックリ注意報発令!!
ということでよろしくお願いいたします(^^)
あ、花粉もこの時期大変ですよね、案外鍼灸の適応症ですのでお悩みの方はこれまたご相談あれ・・・
最後に連絡ですが、前回告知させていただいたMedicure美顔鍼灸キャンペーン、非常にご好評いただいております。
通常診療も並行しているため受け入れ可能な人数に限りがございますのでご検討の方は是非お早めにご連絡くださいm(_ _)m
東大阪市で触圧覚刺激、AKA、鍼灸、美顔鍼灸、酸素治療と交通事故治療のアユカ鍼灸整骨院でした。