皆さんヘルペス御存じですか?
痛い、痒い、怖い・・・
色々なことをお聞きになっているでしょう。
中には「身体を一周したら死ぬ」などという都市伝説も (*通常は死にません!というか一周しません!)
先日NHKでも放送していましたのでご覧になった方も居られるでしょうがなぜ鍼灸整骨院のブログで?・・
そんなヘルペスのお話です。
病気の画像はいろいろと問題があるので可愛いダルメシアン達の画像と進めていきましょう(^^)
一般にカタカナの病気は字面からイメージが付きにくいのでなんとなく怖い印象を持たれがちですが、ヘルペスという病気はヘルペスウイルス科に属するウイルスによる感染症です。
ウイルスの種類もそれによる病気の種類もたくさんありますが一般によく知られているのが水ぼうそう、帯状疱疹、口唇ヘルペスなどでしょうか。
そう、ヘルペスというのは子供の時にかかる水ぼうそうのウイルスなんです。
帯状疱疹は水ぼうそうにかかった時に、口唇ヘルペスはそのウイルスが傷口や粘膜に接触した時などに感染し、それが知覚神経に潜伏してしまうのです。
そして色んな理由で抵抗力が低下した時に神経に沿って暴れだすわけです。
なので帯状疱疹では神経に沿って疱疹ができ、神経痛がおこります。
ちなみに一番多いのが肋間神経の領域というだけで、感染していれば身体中どこの神経にも出てくる可能性があります。
また帯状疱疹は発症後にウイルスに対する免疫ができますので基本的に1回しかかからないと言われています。
一方で口唇ヘルペスは何度も出ます、いわゆる熱の華などというやつですね。
一般にはきちんと治療すれば1~2週間で治る病気ですが歴史上は死病であったこともありますし、角膜感染などでは失明の恐れもあります。
また疱疹が出るまではベテランの医師でも見分けるのが難しいそうなので注意が必要です。
ポイントはやはり痛みでしょうか、多くの場合で神経痛を伴いますのでニキビのような発疹でも「ピリピリ」「ズキズキ」「焼けるような」感覚を感じる場合は注意してください。
また帯状疱疹や口唇ヘルペスに触ったからといって染るものではありませんが、乳幼児などは水ぼうそうにかかる可能性があります。
また非常に抵抗力の落ちている方やアトピー性皮膚炎のように皮膚のバリア機能が低下している方などは単純ヘルペス感染の可能性がありますので病巣に触れた場合は手洗いをするなど気をつけてください。
そして今回ヘルペスについてイチバンお伝えしたかったことは、その治療に鍼灸や触圧覚刺激が有効だということです。
もちろん基本は皮膚科あるいは内科で抗ウイルス剤を処方していただくことですが、疱疹が出て早いうちに投薬と併せて鍼をすることで局所の免疫力が上がり、疱疹の広がりを抑えることができます。
また特に帯状疱疹につきもののヘルペス後神経痛を軽減する効果も期待できます。
さらに神経痛では触圧覚刺激によって罹患神経周囲の軟部組織の浮腫や緊張を取り除くことで非常に高い鎮痛効果が期待できます。
当院でも患者様はまず「えっ?効くの?」と驚かれますが実際治療をすると痛み、疱疹ともに軽度に済んでいますし、内科の先生にも「引きが早い」と仰っていただいています。
患者数が多い割に帯状疱疹に鍼灸や触圧覚刺激が適応するということはあまり知られていません、また特に神経痛は発症から早い方が治りやすい(一説には発症後1ヶ月を過ぎると長引くと言われています)のでお悩みの方は是非一度ご相談ください、鍼灸治療とアユカボディケアにて対応いたします。
東大阪市で触圧覚刺激、鍼灸、AKA、交通事故治療のアユカ鍼灸整骨院でした。