東大阪市、八尾市で圧迫骨折後の治療にお悩みのあなたへ


当院がある東大阪市や八尾市周辺でも高齢者の人口が多くなっています。

 

そこで多くなってくるのが腰椎や胸椎の圧迫骨折ですが、あまりにも長期間のコルセット着用による運動制限など、骨折後の治療には誤解や十分理解されていないことがあります。

 

今回当院の患者様であるI様にご協力いただきましたので、その症例をもとに圧迫骨折について知っていただきたいと思います。

 

I様は80台前半の男性、骨粗鬆症の診断を受けたことはありませんでしたが2017年6月にハシゴから転落して背部を強打し負傷。

 

1番目の腰椎を圧迫骨折したということでした。

 

受傷から1ケ月の入院後3ケ月間コルセットによる固定、4カ月目に当院へいらした際には杖をついて「やっと」という感じでお越しになられました。

 

 

 

そもそも圧迫骨折とは?

 

 

近頃テレビCMなどでも「いつのまにか骨折」として知られてくるようになりましたね。

 

ただ、いきなり「背骨が折れてる!」と言われると、とんでもない大ケガをしたように思うことでしょう。

 

確かに骨折なので決して軽傷ではありません。

 

しかし、病状を正しく理解することで必要以上に恐れることはありません。

 

さて、「背骨が折れる」とはどういうことでしょう。

 

 

上の図は背骨(腰椎)を横側から見た模式図です。

 

通常は図左側のように背骨が積みあがっています。

 

それが右図のように、なんらかの原因でひしゃげるようにつぶれた状態が圧迫骨折です。

 

正確には椎体の圧迫骨折。

 

そうなる一番の原因は椎体への上下からの強い圧力です。

 

ですので比較的若い方でも高所から落ちたり自動車事故などで起こることがあります。

 

高齢者で骨量が少なくなってくると家の中で尻餅をついたとか極端な場合くしゃみなどで起こる場合もあります。

 

この様な理由で「いつのまにか骨折している」ということが起こります。

 

また、比較的起こりやすいのが11番目の胸椎~1番目の腰椎、3番目~5番目の腰椎と言われています。

 

ちょうど構造が変わったり生理的湾曲によって力がかかりやすい所です。

 

椎体(背骨の本体)周囲は神経が豊富ですので骨折によって相当の痛みが起こります。

 

 

 

圧迫骨折の治療

 

 

圧迫骨折を起こすと他の骨折と同様に骨折した部分が不安定になりますので初期の固定が必要になります。

 

基本的には神経障害がないかぎり保存療法すなわち手術をしないでコルセットや安静で経過を見ます。

 

あまりに長期間痛みが強い場合や神経症状が見られる場合は手術の適応になってきます。

 

 

最近は侵襲が少なく回復が早いということで上の図中央の骨セメントを用いた手術が増えてきているようです。

 

骨粗鬆が強いなど連鎖骨折の恐れが強い場合図右側のような固定が行われることがあります。

 

ただ、当院の他の患者様にもおられますが、術後が大変です。

 

いずれにせよ廃用を防いでできるだけ早く日常生活に復帰するため、手術が必要な場合もあります。

 

その場合はよく担当医と相談をしてどの方法が自分に向いていて最も早く動けるようになるかを考えてください。

 

 

 

圧迫骨折の回復過程

 

 

回復過程は大きくわけて3つ。


1.疼痛増悪期

2.疼痛緩和期

3.骨癒合期

 

また、疼痛(痛み)の続く期間は以下のようにいわれています。

 

1.疼痛増悪期は、受傷から2週間

2.疼痛緩和期は、2週間から12週間

3.骨癒合期は、2~3ヶ月

 

もちろん上記の数字は個人の状態や負傷の程度で変化しますのであくまで目安と考えてください。

 

 

1疼痛増悪期について

 

この時期は、局所の安静を確保しつつコルセットを着用して運動療法を行う必要があります。

 

発生してからの期間が短い新鮮骨折例では局所の安静、体幹ギプス固定、コルセット装着による外固定、鎮痛薬投与が初期治療となります。

 

 

また、圧迫骨折が生じると、骨癒合が得られるまで椎体の圧潰変形は進行します。

 

それを食い止めるのが保存療法の目的であり、運動療法は固定期間中の骨折していない部分や下肢の廃用を防ぐ手段として重要な位置付けとなります。

 

そのため、コルセットを着用しての運動療法が有用となります。

 

 

運動療法としては体幹・下肢の可動域訓練や体幹・下肢の筋力訓練。

 

特に深部静脈血栓症を予防するため足関節自動運動が大切になります。

 

 

2疼痛緩和期について

 

この時期は、コルセットを着脱して運動療法が行えるようになってきています。

 

運動療法は先ほどと同じ体幹・下肢の可動域訓練や筋力訓練を行います。

 

1と2の時期は、姿勢の維持や矯正に不可欠な体幹及び下肢筋力を強化することが重要となります。

 

体幹伸展筋群、腸腰筋、大腿四頭筋の筋力訓練が重要です。

 

 

当院ではつらい筋力訓練を無理に続けるのでなく、動きやすい環境を作ってあげることで患者様が自然に日常動作を行えるように留意しています。

 

 

3骨癒合期について

 

この時期になると、体幹を支持する外固定が除去されており、患者自身により姿勢を保持しなければなりません。

 

引き続き体幹伸展筋群、腸腰筋、大腿四頭筋の強化、さらに椎体前面への負担を減らすために前胸部の伸張性改善を行います。

 

 

大胸筋や小胸筋を伸長させるのが有効ですが、当院で行う触圧覚刺激では無理なストレッチを加えることなく、筋肉を自分から緩めさせることでより短期に回復を図ることができます。

 

 

 

まとめと患者様のお言葉

 

 

I様から頂いたお言葉をご紹介します。

 

 

 

昨年(2017年)6月、腰椎を圧迫骨折して入院治療し、退院後コルセット着用で怖々杖を使い歩く状態で毎日を過ごしていた。

 

杖を頼りの生活で続けて歩くのもやっとであった。

 

10月にコルセットが取れたその時に、アユカ鍼灸整骨院院長に、「背中の筋肉が固まって動きが悪くなり痛みも出ているのだ」と言われ、それに対する処置をお願いしました。

 

 

治療始めの内は同じような状況でしたが、しばらくしたら日に日に少しずつ動きも楽になり、痛みも少なくなってきた。

 

最初の方では杖を使い、前屈みの状態でしたが、治療の中でボディケアを取り入れてやってもらった結果、目に見えて動きが楽になりそれで、背筋も伸び、腰や背に痛みが無くなってきました。

 

歩くのも早くなりました。

 

 

 

I様ありがとうございました。

 

I様は、治療開始1カ月半程で杖も必要なくなり、現在では1時間程度の散歩を日課になさっています。

 

元々頸椎にも変性があり姿勢を保つため現在も定期的にケアをしています。

 

 

圧迫骨折というのは年配の方だけに起こるものではなく、誰にでも起こり得るものです。

 

「背骨が折れた」

 

というイメージに恐怖するのではなく、回復過程を理解していただいてご自身の状態に適した治療を行うことでより早い日常生活への復帰を目指していただきたいと思います。

 

当院では各回復過程に応じてお手伝いできるプログラムを豊富に用意していますのでお気軽にご相談ください。

 

 

東大阪市で触圧覚刺激、AKA、鍼灸、腰痛、膝痛美顔鍼灸、酸素治療交通事故治療、がんリスク検査のアユカ鍼灸整骨院です。